癌治療は延命治療・・気持ちが切れるとき・・
癌治療でも治る見込みのあるものは良い。
私の近くのママでも癌になった人が何人かいるが、乳がんなどは切除して助かっている。もちろん女性にとって胸を切除するのは死ぬほど辛いだろうが・・。
けど、私の妻の場合、いくら抗がん剤治療をしても、癌と付き合っていくしかなく、今の状況をキープするのが精いっぱいだと言われた。
それは、毎月のように、治療をするということ。抗がん剤治療をし、点滴をし、多額のお金を払うことで家庭を圧迫し・・。
それでも、良くはならない。
痛みに強い妻も、3クール目の抗がん剤治療に入ったが、弱音を吐き始めている。今までになかったことだ。
気持ちが折れた時、それは死を受け入れた時。
いつ本人がそういう気持ちになるのか、若しくはなっていて、伝えてくるのか・・。。
もちろん死ぬことは嫌だろうが、治療の痛みに耐え続けるのも地獄・・。
生きるも地獄、死ぬも地獄・・。
先日も、抗がん剤治療により白血球は下がるらしく、上げる治療をしたのだが、そうすると、骨がきしむのが分かるくらいの痛みが走るらしい。
結局、抗がん剤治療をして癌の成長を止めても、白血球を増やす治療の痛みと戦わねばならない。
これでは、治療しているのか何なのか・・。
ただ、高額のお金を払い、髪は抜けるはご飯を食べても味はしないは、家に帰っても怠いわ、痛いは、血尿は止まらないわで・・。
延命治療は単に苦しいだけでもある。
※買い物を行くスーパーの目の前のお寺さんの桜。スマホでパシャリ。