若くしての死・・
今日、30年ぶりに会ったという二人とともにお茶をした。
懐かしい話の中に、「あいつが24歳の時に死んだ」という話があった。
私は、前は何とも思わなかったかもしれないというか、現実的に考えられなかったが、今はすごく考えてしまう。
実際にそういうことが起きているんだと。
事故でなくても、災害や病気・・、年など関係がない。
人はいつ亡くなるかわからない。
私でさえ、仲間でさえ、子供でさえ、明日いなくなるかもしれない。
現実にあるのだ、そういうことが。
遠い空想の世界、映画の世界のことではない。
最近は、こういう話に敏感になっている。もちろん妻がそういう状況だからだ。
そういうことを知ったなら、一人ひとり、自分に関わる人を大切にしていかねばならない。
今げんざい、妻が何をしても怒らないように対処しようとしている。妻が何かしたいといえば、可能な限り叶えてやろうとしている。
それらを出来なければ、自分が一生後悔すると思うから。
でも、それは妻に限ったことではない。
私を頼る人、私の近くにいる人、町ですれ違う人、すべての人に優しくする、それは縁であり、自分に課した課題でもあり、妻の病気がそれに気づかせてくれた。
自分など二の次で、周りの人を大切にしていきたいと思う。