ー妻が子宮内膜間質肉腫を告知されましたー

ー妻が子宮内膜間質肉腫を告知されましたー5年後の生存率56%ー

光と申します。妻の癌(子宮内膜間質肉腫)が発症(2016年2/1告知)してからの経緯、感情を記しておこうと思います。

自分の人生は自分のもの 自分の命はあなたの大切な人のもの

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子供が駅伝をやりたいという。小学生。

子供が塾に行きたいという。中学生。

 

どちらも行かせてやりたい。やらせてやりたい。

 

けど、妻がいなくなり、父一人だと、そう簡単にはいかない。

仕事で子供を見る時間がないからだ。さらに、妻が働けなくなった今、お金との絡みもある。

 

子供を我慢させたくはない。その我慢は、大人になっても何かしら影響が出るからだ。

なら、自由にやらせてやりたい。

 

その為に動くなら、その思いを柱に動けばいい。生き方は単純だ。

 

辛いのは自分だけではない。いま九州で地震が起きた。

あっという間に家族を失った人もいる。突然の出来事に何が起きたのか分からない状態だろう。

人の死に良かっただの、悪かっただの、マシだの、そんなのはない。

 

一人が死ねば、みんなが悲しむ、苦しむ。

 

芸人の松村がマラソン中に心肺停止になったことがある。

その時の名言を思い出す。

 

「あなたの人生はあなたのもの。あなたの命はあなたの大切な人達のもの」

 

人生好きに生きていいと思う。けど、自分の命だと思っているものは、自分が与えたものではない。親が産んでくれたもの。周りに助けられたもの。仲間と過ごしてきた、築いてきた命。

 

「自分の命は自分の大切な人たちのもの」

これに気づかせてくれた松村、そして妻。

 

人生、本やネットだけでなく経験して、その立場にならなければ分からないことは沢山ある。

 

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